こんにちは。リノベに役立つ本をお探しの方にオススメの本をご紹介するために本記事を作成しました。
私自身、リノベーションに踏み切るまで、施工に入るまでに大量に本や雑誌を読み漁りました。
リノベを行うこと自体はまだまだマイノリティだと思いますし、とにかく失敗するわけにはいかないという気持ちで情報を集めました。
少なくとも100冊以上読みましたが、やはり情報収集として本を活用したことは良かったと感じてます。
リノベーションして2年ほど経ちますが、今暮らしていてもやって良かったと思っていますので、興味がある方はぜひチャレンジいただければと思う次第です!
リノベーションに関する本にはいくつかの種類がある
リノベーションに関する本と言いましても、いくつかの種類があります。
大きく2種類にわけて考えてみます。
- お金まわりや契約
- 求める暮らし(ライフスタイル)
それぞれ整理します。
お金まわりや契約について
家を買うことは人生を大きく左右する出来事です。
リノベーションするならば、リノベ前の物件であったり、どのような資金計画なら問題ないかは重要になります。
- 中古マンション選び・物件探し
- リノベを依頼する業者選び(リノベーションの資金面も含め)
- どこでローンを借りるかの銀行選び(住宅ローン含め)
求めるライフスタイル(暮らし)について
リノベーションをする醍醐味になる部分です。
やはり、既存のよく見かける造りに満足できない。より暮らしを豊かにしたいと考えて、こだわりを持ってリノベーションに踏み切る方が多い印象です。
出来上がってから変更するのはかなり大変になりますし、後から後悔するのは悲しいことです。じっくりと検討しましょう。
- 暮らしを思い描く・ライフスタイル
- 好みの意匠やインテリア探し
以上のように、リノベーションに関する本といっても多くのカテゴリに分かれます。
特に、ライフスタイル関係の本は読めば読むほど知識の幅が広がり深さも出てきます。
どういったインテリアが好きだっけ?どんな意匠が好み?どんな暮らしがしたいんだっけ?というようなことを考えていくと、求める意匠や間取りなどが見えてくるかと思います。
情報を集める上での注意点ですが、情報収集は並行して行うと良いです。
気に入ったデザインであっても予算がオーバーした、依頼したい業者を見つけたがデザインが気に入らなかった、といったように、どちらが欠けても納得いくリノベーションには至りません。
あえていえば物件の選び方や金銭面のほうが生活にインパクトがあるためより慎重に検討が必要ですが、リノベーションを成功させたいと願うのであればどちらも重要になります。
ここからは、参考にした書籍・雑誌をご紹介します!
お金まわりや契約についての書籍・雑誌
まずは、お金まわりや契約についての書籍についてです。
中古マンション選び・物件探しについての書籍
リノベーションをするにしても、まずは中古マンションを買わないことには話になりません。
30年後に絶対後悔しない中古マンションの選び方
毎年リニューアルされる人気本です。Kindleになかったため私も購入しましたが、買っておいて良かったと思います。
特にマンションをリノベーションをする場合、もともとの物件の資産価値は気になるところです。また、そもそもどうやって購入するのか、よくわからない方も多いと思います。ましてや、知識がない状態でどの基準でマンションを選ぶかは難しい。。
本書籍では中古マンションの判別方法から、住宅ローン、売買契約に関してまで、一気通貫で説明があるので、あまりたくさんの本を読みたくない方にもオススメです。
マンションを買うなら60㎡にしなさい
60㎡の広さだと、一人暮らし、DINKS、お子さんが離れた夫婦、都内でお子さんが1人いる家族が検討する層になるでしょうか。
つまり、この広さだと売りやすいというお話であり、本書を通してマンションの資産価値について話が書かれています。
この広さの話はあくまで一例であり、他にも資産価値や安全性について書かれています。興味をもたれた方はぜひ。
図解版 リノベとリフォームの、何ができない何ができるのすべてがわかる本
リフォーム・リノベーションにもできることの限度があるということで、逆にいえば何ができるのかをわかりやすく説明している本です。
資金についての話も書いてありますので、参考にしてはいかがでしょうか?
リノベを依頼する業者選び(リノベーションの資金面も含め)についての書籍
実は、リノベーションの業者選びはとてもむずかしいです。一方で、リノベーションの正否を決める重要な判断になります。
そのため、相見積もりや複数社との打ち合わせを前提に考えておくほうが良く、書籍だけでは十分な情報収集が難しいと感じます。
とはいえ、なんとなくでも情報があればどのように比較検討したら良いか、手助けになると思いますので、関連書籍をご紹介します。
戸建てリノベーションで絶対に損をしないための虎の巻: 後悔しないリフォーム会社選びのポイント
戸建ての話にはなりますが、リフォーム会社選びについて書かれています。
リフォーム市場や業者タイプ、断熱、二世帯住宅などについて記載がありますので、大枠の把握がしやすいと思います。
どこでローンを借りるかの銀行選び(住宅ローン含め)についての書籍
多くの場合、お金を銀行から借りてリノベーションに望むことになると思います。
住宅ローンを選ぶ上での重要なポイントは、リノベーションの住宅ローンが降りる銀行か、固定金利 or 変動金利か、です。
住宅ローンで「絶対に損したくない人」が読む本
すごくシンプルなタイトルですが、大変評判が良い本です。
住宅ローンの仕組みから、選び方、資金計画など、現役の公認会計士である著者が第三者の目線で紹介をしています。
とてもわかりやすいと評判ですので、一度手にしてみてはいかがでしょうか?
知りたいことがよくわかる! 図解 住宅ローンのしくみと新常識
こちらの本も、図解でわかりやすくなっています。
著者はフィナンシャルプランナーと、これまたお金のプロです。
導入部分が漫画になっているので、とっても読みやすいですよ。
求めるライフスタイル(暮らし)についての書籍
つづいて、ライフスタイルに関する書籍・雑誌をご紹介します。
こちらは山ほどありますので、一部をご紹介できればと思います。
どんな家にしたいか、考えるのはとても楽しいことです。ただ、頭の中で描くだけだと、ちょっとしたことを見落としてしまいがちです。
普段の生活や好みを振り返りながら読むことで、自分ならこういう風にしたい、と理想を思い描きながら、ときには思いついたことをメモしながら読むと効果的です。
暮らしを思い描く・ライフスタイル(間取り含む)についての書籍
どういった家で生活をしたいか、本を読みながら考えてみましょう。
5年後は、10年後は、どういった暮らしをしていたいか。それによって住む場所や広さや間取りも変わってきます。
何が正しいというよりも、どのような生き方をしたいのか、ご自身の考えをまとめることが重要になってきます。
暮らしやすい「間取り」づくりのヒント
よい暮らしには良い間取りが不可欠です。
リノベーションをするにあたっては、マンションでよくあるような2LDKや1部屋6畳といった定型的なものではなく、より自由に考えることができます。
とはいえ、手探りで考えるのは非常に難しいので、このような間取りについての書籍に目を通されると良いでしょう。
プロ建築士が絶対しない家の建て方
家づくりは後悔したくないものですが、どうしても個人の目線だと限界があります。
建築士のようなプロの目線を参考に、さらに後悔ポイントを知り、避けることによって、成功確率をあげていきましょう。
理想の暮らしをかなえる50代からのリフォーム~動線と収納がゆとりを生み出す
タイトルには50代からとありますが、生活動線や収納は各世代共通の課題です。
仮に、家を買うのが30代としても20年経てば50代です。
その年齢ではどのような暮らしになるのかを見ておくことも、先を見据えた家づくりを考える手助けとなります。
好みの意匠やインテリア探しについての書籍
意匠やインテリアは、かなり好みがわかれます。
また、インテリアも意外?とお金がかかります。家づくりだけでもお金がかかるのに、インテリアもけっこうお金がかかりますし、かければ素敵になることは間違いない。
とはいえ、どんな雰囲気が好きなのかはリノベーションの方向性を決定する重要な要素となりますので、様々な事例やインテリアを眺めることで、大枠の方向性を決めることをおすすめします。
意匠の好みによっては、リノベーションを依頼する会社さんも絞られてきます。
Casa BRUTUS特別編集 リノベーション大全
本雑誌はCasa BRUTUSのムック本で、これまで掲載された内容をリノベーション向けに編集しています。
家関係のデザインを見るにはまず読んでおきたい、大定番のひとつです。
BRUTUS特別編集 合本 居住空間学 INTERIOR STYLEBOOK
こちらはBRUTUSのムック本です。
インテリアなどの暮らし方が見えるので、サラッと読んでみてはいかがでしょうか?
REAL KITCHEN&INTERIOR
キッチン・インテリアに関する専門雑誌です。
キッチンも高いショールームへ行くと本当に青天井ですが、こちらの雑誌で紹介されているものもオーダーメイドが多い印象です。
こちらは少し価格帯が高めのリノベーションを検討している層だとマッチしやすいですが、エッセンスを手に入れるためにサラッと読むのも有りだと思います。
I’m home(アイムホーム)
日本語で「ただいま」の意味を持つ、こちらもラグジュアリー要素が強い雑誌になります。
間取りが掲載されていることもあり、少しプロユースなイメージもあります。
ちなみに私のマンションも何度か掲載いただいております。
ものとうまくつきあう暮らしと習慣
ものを見せて暮らしたいか、見えないようにして暮らしたいか。
好みが大きく分かれるのではないでしょうか。
やはり生活していると家のものの量が気になるものですが、どの程度の量のものとリノベーション後にも一緒に過ごすか、考えておくと暮らし方のイメージが得やすいと思います。
ミニマリストか、ものを多く持つか。趣向によって収納のサイズ感も変わってきます。
まずはたくさん目に触れよう
家を買うにしてもリノベーションをするにしても、人生でそう何度も訪れる機会ではありません。
まずはしっかり情報収集してから取り組むことで、理想を実現されることを願っています。